お客様事例

岩手県の精神科医療の先駆的役割を長くに渡り担ってきた精神科専門病院である三田記念病院様。

三田記念病院様では、弊社製品の「電子カルテシステム　MediClover」をご利用いただいています。
今回は三田記念病院様を訪問し、様々なお話を伺いました。

まずは、「電子カルテシステム　MediClover」導入前に抱えていた問題点や背景を教えてください

ずっと紙のカルテで運用を行ってきていたので、院内でのやり取りの際はどうしても情報伝達の正確さと効率性に欠ける部分がありました。
昔から続く運用ルールとの兼ね合いもあって中々デジタル化に踏み切れなかったのですが、今後の運用には業務改善が必要だという結論に至りました。

「電子カルテシステム　MediClover」を導入したことで問題点はどのように解決しましたか

現段階ではシステムを導入してあまり経っていないタイミングですので、そういう面ではこれから様々な解決を期待するフェーズにいます。
とはいえ、まずは一つ大きな目的であった「デジタル化の実現」を達成できたのは非常に喜ばしいことだと思っています。

カルテの誤字脱字によるヒューマンエラーがあったり、膨大な量の紙の管理に場所を取る必要があったりなど、これまであった慢性的な問題点も解決して職員の方でも段々と業務効率化ができていますので、そういった面では早速デジタル化の成果が出てきていますね。

これから運用の中で様々な要望が現場から出てくるかとは思いますが、そういった面をアイシーエスさんとともに足並みを揃えて改善していければなと思っています。

デジタル化にあたって、弊社の製品を選んだ決め手はどこにありましたか

様々な機能を取り揃えつつも価格が比較的リーズナブルであったことが一つ大きな決め手としてありました。
それに加えて、病院からすぐの距離感に導入業者（アイシーエスさん）がいる安心感というのは大きかったです。

当院もかなり時間をかけて業者選定に悩みましたが、上記の他に最大の決め手となったのはアイシーエスさんがシステムを「自社開発」して提供されている点でした。
システムの開発元と販売業者が別れているケースだとサポートにタイムラグが発生する懸念もありましたし、当院が精神病院という性質をもっていることから単純なパッケージシステムでは運用に合致しきれないと思っていましたので、カスタマイズや運用の面で柔軟性や発展性のあるアイシーエスさんの製品に魅力を感じ、決定しました。

加えて言うと、当法人の中には一般科の病院も存在しています。
ゆくゆくは一般科の病院の方でもデジタル化を進めていきたいと考えた時、システムのカスタマイズ性の高さは必要不可欠でした。

「電子カルテシステム　MediClover」導入にあたって、弊社のサポートはいかがでしたか

やり取りのために足しげく当院に通っていただき、こちらからの要求や課題事項にも柔軟にお応えいただいておりましたので、すごく真摯にご対応いただいていると思います。
それはシステム導入後の今も変わらずですので、大変感謝しております。

「電子カルテシステム　MediClover」を導入したことによる付加価値は何かありましたか

今までずっとアナログな方法で運用してきたものをデジタル化した事で、職員一人一人の業務に対する意識にも変化が現れてきていると思っています。

本当は今ならもっと良いやり方があるような業務も、「昔からこうしてきたから今後もこのままで」みたいな、凝り固まった考えやルールはあったのだろうなと。
それがシステムを導入して様々な業務効率化が目に見えたことで、他にも色々と改善をしていこうという意識が少しずつ芽生えてきているように思います。
これは思いがけず、MediCloverの導入がきっかけになりましたね。

今後「電子カルテシステム　MediClover」を活用していく上での展望をお聞かせください

前述した同法人の一般科の病院とも連携して、さらにMediCloverの利用範囲を広げていきたいと考えています。
それにあたってはアイシーエスさんの協力は必要不可欠ですので、今後もとても頼りにしています。

また、デジタル化に伴って様々なデータを蓄積できるようにもなったので、そういったデータを何かに有効活用していきたいなとも考えています。

最後に一言お願いします

今回ご縁があってMediCloverを導入いただきましたので、今後この製品を通してアイシーエスさんと話し合いを深めながら、より良いものを作り上げて高めあっていけたらなと思っています。