お話を伺ったお客様

盛岡市総務部デジタル推進事務局

次長兼デジタル推進事務局長兼
情報企画課長
白石 雄太 様

主任
本舘 真隆 様

豊かな自然に恵まれつつ、中核市としての機能を有する調和のとれた街、盛岡市。

デジタルによるまちづくり推進を戦略的に推し進める盛岡市役所様でも、弊社製品をご利用頂いています。
今回は盛岡市役所様に導入頂いている「住民情報統合システムINSIDE6」についてのお話を伺いました。

弊社製品を長年に渡ってご利用いただいている決め手や理由などを教えてください

アイシーエスさんとのお付き合いは、昭和60年に住民記録のオンラインシステムを導入頂いたことが始まりと聞いております。当時から現在までに当市は都南村と玉山村の合併を2度経験しておりまして、その際にもアイシーエスさんにはシステムの対応でご支援いただきました。

その他にも、当市が業務で使用しているグループウェアを稼働させるための仮想共通基盤や職員用端末など、ハードウェア、ソフトウェアの両面においてご支援いただいております。

地場のベンダーさんで、かつある程度の規模感を有していらっしゃるアイシーエスさんならではの強みを生かして地域に根差したご提案やサポートをしていただいていることが、長年お付き合いをさせていただいていることに繋がっているのだと思っています。

令和3年度より進めているガバメントクラウド先行事業についてお伺いします。ガバメントクラウド上でINSIDEを稼働させてみての率直なご感想や弊社へのご要望があればお聞かせください

今回の先行事業でガバメントクラウド上に移行するにあたっては、基本的に今のシステムの運用方法をそのまま受け継ぐ形を希望しましたが、そういった当市からの要望にもお応えいただきながら進めていただきました。
令和5年1月にINSIDEをガバメントクラウド上での運用に切り替えましたが、大きなトラブル等もなく安定した移行ができたと思っており、おかげさまで現在も安定稼働している状況でございます。

令和7年度末までにINSIDE以外のシステムのガバメントクラウドへの移行や対象システムの標準化対応が必要となる状況ですが、アイシーエスさんにはINSIDE以外の介護保険や生活保護などに関する別システムも導入いただいていますので、引き続き当市のシステム標準化にご協力いただきたいと考えています。

弊社製品が課題解決した内容があれば教えてください

マイナンバー制度の登場に伴った情報連携など、様々な法改正でシステム改修が必要となる際には、当市の状況に合わせた非常に良い提案をして頂いていると思っています。

特に行政DXの面では、マイナンバー制度に関連した「ぴったりサービス」や基幹システムとのデータ連携の構築・運用などを行っていただいていますが、そういった点でも様々な要望に対してご提案頂けますので、大変有り難く思っています。

AI-OCRで読み取ったデータを自動入力するために活用しているRPAについてもご提供頂いておりまして、職員の業務量削減に役立っています。

弊社製品を運用する中で良かったことや付加価値がこれまでにあれば教えてください

前述の課題解決というところにも繋がってきますが、様々なシステムの運用によって職員の業務量が削減されたことに加え、従来手作業で行っていた作業が簡略化されたことで、本来職員が注力すべき業務に注力できるという、時間・環境づくりができました。
実際にシステムを利用している担当の部署からも好評の声が上がっています。

今後弊社製品を活用していく上での展望をお聞かせください

新型コロナウイルスの感染拡大を経て、日本では行政のデジタル化の遅れというのが改めて問題になりました。そういった出来事からデジタル庁が発足したり、自治体DX推進計画が策定されたり、自治体を取り巻く環境がここ数年間で急速に変化している状況だと感じています。
今後は行政DXの一環として、システムを活用して「行かない、待たない、書かない」の「3ない窓口」を推進して市民の利便性や職員の業務効率化を図りたいと考えています。

最後に一言お願いします

アイシーエスさんには様々な自治体にシステム導入した実績や知見を活かして、ぜひ今後も当市の体制に則した業務改革についてご提案頂ければと思っています。

導入した製品・サービス

住民情報統合システムINSIDE

職員が気持ちよく業務を遂行でき、
住民が気持ちよくサービスを受けられる
そんなシステム環境づくりに貢献します

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