LOGOSYS-給与 | 株式会社アイシーエス

話を聞いた社員

営業担当
開発担当

アイシーエス創業の思いをこめて。
都道府県向けのシステム開発。

アイシーエスが開発、導入を進める都道府県向け給与システム「LOGOSYS-給与」。
創業以来積み重ねてきた、システム開発に込めた思いをご紹介します。

数万人の暮らしを支える大切なシステム

アイシーエスが提供する【LOGOSYS-給与】は、都道府県職員の給与支給計算のためのパッケージシステム。一般企業に比べ手当などが複雑だったり、同じ自治体でも市町村と比べ職員の職種や所属の数が多かったりといった特徴を持つ都道府県の給与体系にマッチするよう、特別に設計されたシステムで、都道府県の給与業務の効率化と高度化を目指し開発しました。

例えば警察の給与では、基本給、超過勤務手当、通勤手当や扶養手当などの一般的な手当に加えて、危険手当など警察ならではの様々な種類の手当があります。また、連携するシステムが庁内、庁外に様々あり、それらの関係者・関係機関と綿密な調整を行う必要があります。

毎年のように発生する制度改正も、都道府県の給与業務の特徴です。国の制度改正だけでなく、都道府県独自の条例や規則の変更、控除への対応があります。さらに、人事委員会勧告に伴う給与改定差額の支給が発生することもあります。それらにもしっかり対応し、給与業務の負担を大きく軽減できるのが、LOGOSYS-給与です。

なにより「給与」は人の暮らしを支える、大切で大事なもの。給与が計算できず支給されない、なんてことは、絶対に起こってはなりませんし、誤支給も避けなくてはなりません。LOGOSYS-給与は誤支給を極力減らし、万が一誤支給が発生しても、きちんと遡及計算し対応できる、そんな工夫をしています。数万人の暮らしを支える大切なシステムである、ということを常に思いながらLOGOSYS-給与のシステム開発、運用を行っています。

システム導入を効率化しお客様に大きなメリットを生み出したパッケージ化

LOGOSYS-給与の大きな特徴、それは都道府県の複雑な給与体系や制度改正に対応できること。そして、各都道府県のニーズにあわせて効率的に変更できるパッケージシステムであるということです。

スクラッチ開発では稼働後の姿をなかなかイメージしにくいのですが、パッケージ化したことで、お客様に導入後の利用イメージを分かりやすく具体的に伝えやすくなりました。
また、業務の流れや画面・帳票のデザインをパッケージに合わせられる部分は合わせていただき、お客様独自の条例規則や制度適用などでやむを得ない部分はカスタマイズし導入いただくことにより、一から設計・開発を行うよりも、コストと開発作業に携わる負担、両面でお客様にメリットを感じていただけるようになりました。

メリットは、稼働後にも及びます。例えば国が施行するような全国共通の制度改正は、パッケージとしての対応をまずは検討します。パッケージとして対応方針を示すことで、LOGOSYS-給与をお使いのお客様には、独自に対応を検討するよりも割り勘効果を感じていただけるものと思います。実際、弊社が過去の制度改正に対応した内容や費用をご覧になった新規のお客様は「この額で対応したの⁉」と驚かれます。

システム開発時には、アイシーエスでは導入いただく都道府県庁の近隣に事務所を設けて、スタッフが対応にあたります。より良い暮らしと、より良い未来をつくるシステム開発のためには、人と人のコミュニケーションが欠かせないものだと思っています。

都道府県の担当者がシステムに何を求めているのか、どんな効果を期待しているのかなど、時には長い時間かけてお話をうかがうこともあります。機能や利用者数はもちろん、掛かる費用も大きな規模となるシステムですから、大変なことはもちろんあります。それでも「毎年徹夜で年末調整や給与改定差額にかかる作業を行っていたが、徹夜が無くなり残業時間が大幅に減って本当に楽になったよ」といったお客様の感謝の声に、大きな喜びを感じています。
人と人の間に絆ができること。それが、効果的で魅力的なシステムを実現すると強く感じています。

アイシーエス創業以来の思いを込めて全国へ広がるシステム

都道府県向けのシステム運用がアイシーエス創業のきっかけです。1966年、岩手県庁の給与計算システムからスタートしました。それから50年以上にわたり、財務会計、税務、給与、人事、総務事務といった都道府県向けの基幹業務システムと向き合い続けてきました。

その間、アイシーエスでは都道府県の課題や要望、そして期待を理解し、それに応えるために開発を続けてきました。LOGOSYS-給与も、都道府県の担当者と長い時間をかけて話し合い、試行錯誤を重ねながら開発を続け、複雑な給与体系や制度の変更に柔軟に、そして迅速に対応できるものにしてきました。都道府県の給与業務の課題にしっかりと向き合ってきたからこそ導き出せた、アイシーエスの回答です。

岩手県庁からはじまったLOGOSYS-給与は、滋賀県、新潟県、秋田県、岡山県、愛媛県など全国へと広がっています。製品に自信があるからこそ、たくさんの方にLOGOSYS-給与を利用してほしい、全国に広がってほしいと願っています。

そして、LOGOSYSは、給与業務の効率化を実現する「LOGOSYS-給与」だけではなく、財務会計、予算編成、決算統計、互助会給付、健康管理、そして災害復旧など、都道府県が必要とする基幹業務システムのシリーズとして拡大を続けています。LOGOSYSを通じて都道府県の様々な作業をより快適に、より高度にしていくことで、全国にGOOD LIFE, GOOD FUTURE.を届けていきたいと考えています。