地元を支える若い力
入社5年目の一条彩子。大学では文系の学部を卒業した彼女が、どうしてアイシーエスに入社したのでしょうか。
「将来を考えたときに、自分が一番優先していたのは“地元で就職する”ということでした。仕事を通じて地域貢献がしたくて……。子どもの頃から見ていたアイシーエスのCMも、地元企業といえばアイシーエス!というイメージがついたきっかけです(笑)」
一条が所属している公共福祉グループは市町村向けの住民情報統合システムINSIDEなど、主に福祉に関する業務を行っています。その中でも彼女が担当しているのは幼稚園や保育園に通う児童のいる世帯の情報管理や、保育料の管理を行う子ども・子育て支援システム。
地元盛岡を離れ、新潟での一人暮らしを経験した大学時代には、離れたからわかった地元・岩手の魅力もあったそう。そんな彼女はいま、地域の基盤を支えるシステムの開発・運用を担当しています。
文系出身だからこその強み
「プログラミング技術やITに関する知識がほとんどゼロの状態で入社したんです」一条はそう笑います。
地元で働きたい!という思いから入社を決めたものの、文系出身の一条が学んできたことと、実際の仕事内容は全く別のもの。ではどうやって乗り越えてきたのか。
「入社してからもすごく不安でしたが、研修を受けたり、エルダーの先輩に指導していただいたり、学ぶ機会をたくさん与えてもらえました。また、実際の仕事を通じてコミュニケーションの大切さを学び、知識量も増え、仕事がしやすい環境づくりを自分でできるようになりました。文書作成業務も様々あるので、そういう場面では、文系出身の“強み”も感じています」そう話す一条の表情には、自信が溢れています。
結婚の影響
入社4年目に結婚した一条。最初は結婚生活と仕事の両立に不安を感じていたそうです。
「誰かと一緒に生活することで、負担が増えるんじゃないかなっていう不安はありました。だけど私、人と話すことがすごく好きなんです。だから帰宅して、夫が家にいて。他愛もない会話をすることが気分転換になっています」と幸せそうな笑顔を見せてくれました。
「残業が多い職場ではあるけど、夫と私の中でしっかりとルールを決めています。例えば、残業で遅くなったら家事は一切しなくていい、早く退社したほうが家事をする、とかですね。実際に仕事と結婚生活を両立してみたら、大変なことより楽になること、楽しいと感じることのほうが増えました」
プライベートとの両立
音楽が趣味の一条は、高校時代に始めたバンド活動を社会人になった現在も続けています。
「学生時代はバンドの掛け持ちもしていて、こっちのバンドではキーボードだけど、あっちではギターとか。社会人となった今は、回数は減りましたが、休日を中心に活動を続けています。」
旅行も趣味のひとつだそう。平日は残業になる日もある中でどうやって時間を作っているのでしょうか。
「もちろん慌ただしい日もあるけど、部署内が“みんなで協力して乗り切っていこう!”という活気で満ちているんです。だから相談もしやすいし、休みなどの申請もしやすい。平日は仕事をがんばって、休日にしっかり趣味を楽しむという流れを自分の中で作ることで、また次の活力になります」
時間の切り替えを大切に、どんなときも一生懸命な一条だからこそ、仕事もプライベートも充実させることが出来るのかもしれません。